ドン


途中で誰かにぶつかった


「すみません・・・」


「・・・藍実ちゃん?」


その声に 顔を上げると


神坂君だった


「神坂君・・・」


「どうしたの? そんなに


慌てて・・・」


そう言いながら 神坂君は


心配そうな顔をして


私を見ていた


「・・・なんでもない」


ウソ 本当はある


「藍実ちゃん 何かあった?


俺でよければ 話聞くよ?


とりあえず 場所変えよっか?」


そう言って 神坂君は


先を歩いた


私は そんな神坂君の後ろを歩く


どこ・・・行くのかな?


「あの・・・どこ行くの?」


「もうすぐだよ」


そこは 丘の上にある公園だった


こんな所 あったんだ・・・