目を開けると 白い天井があった


ここ・・・保健室?


「藍実? 大丈夫か?」


声のする方を見ると


裕が心配そうな顔をしていた


「・・・私」


「廊下で倒れてたんだよ・・・


俺が 運んだ」


そう言って 裕は


私の額に 掌を乗せた


「少し熱っぽいから


休んでいいって 先生が言ってた


さっきまで 鈴乃ちゃんが


居たんだけど」


「・・・そう」


ザー・・・


まだ 降ってたんだ


なんか わかんないや


さっきの事・・・夢ならいいのに


そう 思いたいのに・・・


泣きそうなのが すぐにわかった


裕の前で 泣きたくない


「・・・ごめん 少し1人になりたいの」


「わかった じゃあ・・・


また後で来るから」


そう言って 裕は


保健室を出た