君色。〜ずっと忘れない〜

走って走って走りまくった。
とにかく逃げなければいけなかった。


ズサアッ………
転んでしまった。膝からは血がダラダラたれて手も擦りむいてる。
でもすぐに立ち上がった。
差は3mくらいになってしまい、でもなんとか逃げていた。


信号どころじゃなかった。