琴姫は、熱くはなかったのかしら?と首を傾げたが、言わずにおいた。
「お気に召されて良かったです」
「えーと、20個買うなっしー」
「ありがとうございます」
一礼し、お茶を引く。
石鹸の匂いが、ふわりと香った。
手早く、柚子餡の葛羮を箱詰めにし包装して手渡す。
「冷やして召し上がってくださいね」
とお代を受け取り、送り出すと、向かいのパン屋から、ゆいむが心配そうに和菓子屋を見つめていた。
スマホを操作し、誰かにメールを送ったかと思うと、口パクで、「大丈夫だった?」と尋ねる。
琴姫は、ゆいむに合わせ「大丈夫でした」と返し微笑んだ。
ゆいむは安心したように店に引っ込む。
ゆいむからメールを受け取ったのは本屋のしずっちだ。
店の硝子窓側に椅子を置いて座り、外を見ていた。
『黄色いゆるキャラ、和菓子屋さんを出ました』
メールを受け取り、返信する。
「お気に召されて良かったです」
「えーと、20個買うなっしー」
「ありがとうございます」
一礼し、お茶を引く。
石鹸の匂いが、ふわりと香った。
手早く、柚子餡の葛羮を箱詰めにし包装して手渡す。
「冷やして召し上がってくださいね」
とお代を受け取り、送り出すと、向かいのパン屋から、ゆいむが心配そうに和菓子屋を見つめていた。
スマホを操作し、誰かにメールを送ったかと思うと、口パクで、「大丈夫だった?」と尋ねる。
琴姫は、ゆいむに合わせ「大丈夫でした」と返し微笑んだ。
ゆいむは安心したように店に引っ込む。
ゆいむからメールを受け取ったのは本屋のしずっちだ。
店の硝子窓側に椅子を置いて座り、外を見ていた。
『黄色いゆるキャラ、和菓子屋さんを出ました』
メールを受け取り、返信する。



