「あんなとこで泣いてるんだもん。 めちゃくちゃ焦ったよー! ...ごめ、ちょっとしみるかも。」 傷口に消毒がしみて痛い。 「泣いてなかったしー。あたし、星也の足音、ジョギングのおばさんかと思ったよーw」 「なにそれw俺、おばさんの足音と一緒なわけー?」 「うそうそw(...ってわけでもないけど。)」 大きめの絆創膏をはってもらい、 他愛もない会話はあたしにとって心から和んだ。