遥を広間に連れて行く土方


    幸が白無垢を着せてくれて……

   
     お化粧してくれて…………


       土方との祝言


    遥「歳ぃーーーーーーー!!!

    (ポロポロポロポロポロポロポロポロ)

     こんな私を貰ってくれて

     ありがとぉーーーーー!」


   土方「生きててくれたら…………

     もっと幸せだった…………

      (ポロポロポロポロポロポロ)」

   遥「此が見れて……本当に幸せ…」

   左之「遥は祝言見てないのか?」

   遥「お迎えが来てたから…………」

   土方「お前の迎えは誰が……」

     遥「両親と隼……………」 

     土方「そうか……………」

   平助「神聖な祝言に裸とはっ!!」

   


    ーーーーーーーーーーーーーー
    
   

   
  遥「そろそろ私を天国に送ってあげないとね……………………………………」 


  土方「俺が……可哀想過ぎるだろ……」


    遥「うん……そうだね………」


 総司「残される方は…凄く苦しみました」


  左之「俺らが死ぬまで遥が色褪せること無かったしな………」

 
   新八「本当に……辛かったな……」

   
  平助「こっから数年間は地獄だったな」


   土方「……………………………………

     悪いな……歳三。遥は俺が……

     連れて行く……。辛いな……

     隼だと思ってたよな…………

     数年の地獄に耐え抜けよ……

       娘の名前は……愛………」 


   遥「……………………………………」

   
      歳の肩が震えてる……


     遥が土方の肩に手を添えた


    土方は一つ頷き……遥に触れた


     遥の亡骸は光り出した