初めて触れた雫の身体は 本当に細くて。 胸がきゅっとした。 「……っ」 こんな小さな身体で 雫は俺を受け止めてくれてる。 俺を好きだと、 全身で伝えてくれる。 「……雫、好きだよ」 ギシッとベッドが軋んで。 月明かりで床に映る 2人の影が─────、重なった。