妖恋愛



わ…。


和の香りがする…。



お香の香り…かな?




「あ、くるみ。迷わないで
ちゃんと来れたんだな。」




部屋に入るなり、神楽は
私に話しかけた。




「うん。広すぎて、ちょっと
焦ったけどね…。」




私は、そう言いながら、
神楽をみた。




……。




え?は?ん?





なんと、私の目の前には
もちろん神楽がいるわけですが…。



あのですね。
布団、が…ね。あはは。




1つしかひかれてないんですよね…。





「神楽。私の分の布団は?」



「はぁ?忘れてねーよ。
これ見てわかんねーの?」




「分かるわけがない。」




「一緒に寝んの。」