妖恋愛







「「えぇ?!」」




「おい。何でくるみが驚いてんだよ。」


「え…だって、…あ、ごめん、。」







なぜか私まで驚く。



驚いてないのは神楽のお母さんだけ。





「やっぱりね。こんなに女の子を
大事にしてる神楽初めて見たんだもの。
彼女かなって思ったのよ?ふふ。」




「さすが母さんだな。恋愛には敏感
だもんな。昔から。」







でも、改めて、人前で
こう言うこと言われると嬉し恥ずかしい。






「俺ら、くるみちゃん狙ってたのに。
今まで見てきた女より全然可愛い。
特に小動物みたいなとこが…。」





いきなりそんなことを
言い出した龍雅くん。



まぁ、そんな発言を
神楽が許すはずがなく…、




「あ?てめぇもういっぺん言ってみろ
よ。くるみが小動物だぁ?
調子のってんのか?あ?

確かにくるみは身長低くて、
声が可愛くて、優しくて、怒るとこも
泣くとこも可愛い。笑顔なんか
超最高だぜ?肌も白くて、目も
クリクリで、小動物って言葉が
ピッタリだ!!


だが、お前がくるみに小動物なんて
言う資格なんてねぇんだよ。


この先、1度もねぇんだよ。あ?


いい加減分かりやがれ。」





あぁあ。
神楽の発言ね。


嬉しすぎる…。


そんなこと思ってたなんて…。



でも、




「神楽。一番上のお兄さんに
そんな言い方はないでしょ?
ほら。お兄さん落ち込んでるよ?
謝りなよ。ね?」



「あ?いいんだよ。あれくらいで。
くるみもあいつに気を許したら
すぐ襲われるぞ?」




そう言って、私の頭を
ポムポム撫でてきた神楽。




ドキドキする。
私、神楽すきだなぁ。



ずっと、神楽の腕に
包まれていたいかも。




って!!!


私ってば変態?!







「くるみちゃんありがと。
俺は、くるみちゃんがそう言って
くれただけでも救われたよ。」



「龍雅くん…。よかった。」





よかった。
龍雅くん元気になった。






「良くないぞ?」





安心していると、
私に神楽のお父さんが
話しかけてきた。






「それはどういう意味、ですか?」


「そなたは、確かに美しい。
心も美しい。だが、そなたが
神楽にふさわしい彼女かどうか…?

試させてもらう。

そなたは、神楽がどれくらい好きか?」






え…?