妖恋愛

「くるみは諦めたくないと思ってる。」





「そうでしょ?」とき聞かれた私は、
小さく頷くことしか出来なかった。






「なら、その気持ちにそむくことなんかしなくていいじゃん。自分の気持ち、
大切にしなきゃダメだよ?


諦めるなら、そんなすぐになんて
ムリなんだから、ゆっくりでいいじゃん? ね?」




「うん。」







そうだよね。




すぐに諦めるだなんて出来ないもんね。




ゆっくりでいいんだよね。








諦められないけど、


フラれたときは、
そんときで、ゆっくり
諦めていこう。







「ありがと。千代。」





うまく笑えないけど、
精一杯の笑顔を私は、見せた。