妖恋愛

くるみが俺を

諦めてくれれば

それでいいと思ったのに。



俺は、今まで、女と遊びまくって
たから、こんな俺じゃくるみを
傷付けるだけだと…、そう思った。





“妖と人間との恋は成立しない”


ってよく言うよな。




けど、今俺ん中の心に残ってる
のは、後悔と悲しみだけ。





俺の考えがあまかった。






こんなこと思うなら、
最初からやんなよ。俺。







なんで、んなこと…っ。





「なんでだよ!!!!!」




壁に思いきり拳をぶつけた。




「ゴツッ」と鈍い音が出る。



そんなことはどうでもいい。




俺は、何度も何度も
壁に拳を打ち付けた。