妖恋愛





……―――――




次の日。





教室で本を読んでると、
千代が話しかけてきた。





「くーるーみー。」





私に近づいてきた千代は
とても心配そうな顔をしていた。





「どうしたの?」


「どうしたの?じゃないわよ。
くるみ最近暗いじゃない?大丈夫?」



「う、うん。だ、いじょうぶ。」






私は、心配してくれる
千代の気持ちがとても
嬉しかった。




けど、迷惑をかけないように
と思い、作り笑いをして
私は、そう言った。





でも、そんな作り笑いは、
千代には効果がなく…、





「嘘ね。くるみは強がってる。私が、
どれだけくるみと一緒にいると思って
んの?作り笑いくらい分かるよ…。
何かあったんでしょ?相談して?」





作り笑いを見透かされたあげく、
よけいに迷惑をかけてしまった。




千代の気持ちが心強い。


嬉しくて、安心して、
泣いてしまいそう。




涙が出そうなのをグッと
こらえて、私は、全てを
千代に打ち明けた。