激しく突くと、結衣も乱れる。



理性なんて残ってない。



コレも全部結衣のせい。




俺って余裕なさすぎ。



優しくしなきゃっていつも考えてるのに。



今日みたいな不意打ちとかダメ。



ただでさえ俺は結衣に発情するのにさ。





これ以上あおんないでよ・・・












朝、目覚めてタバコに手を伸ばす。



俺、結衣と一緒に居れば禁煙できるかもなんて事思った。



吸いたくなったらすればいいんだし・・・





なんてね。





結衣に貰ったジッポで火をつける。



最後の一本。




タバコ買いに行かなきゃ。



そう思ったとき結衣が目覚めた。



「あ、起きた?」


「ん・・・おはよ・・・」


「おはよ。」


枕に顔を乗せてトロンとした目。


朝から可愛いし・・・・



「モーニング食べてさ・・・ちょっとデートしない?」



俺がそう言うとぱっと笑顔になって



「えっ?!時間いいの??」


なんて嬉しそうに言う。



「ん、だから服着て?指輪・・・買いにいこ?」


「うん!」


満面の笑み。



俺の好きな笑顔。




俺、その笑顔守るためなら何でも出来るよ。



だからずっと、来年も、その先もずっと。



俺の誕生日は結衣にそばにいてほしい。



生まれて初めて、誕生日っていいなって思った。



生んでくれてありがとう。



お母さんに帰ったら言ってみようかな。