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「萌乃様おはようございます。こちらにお着替えください。」


隼人に渡されたのは、

黒いYシャツ
赤、黒、白のチェックスカートとリボン
グレーのような白のブレザー
ラベンダー色のべスト

と言うなんとも落ち着いている制服で、カッコ可愛かった。


「おはよう。ありがとう。」

「俺は着替えてくるから、ダイニングルームまではばぁやが連れてってくれますよ。」

「分かったわ。」

隼人が出て行くと、制服に着替えた。

公立なのに私立のような可愛い制服とは聞いたことがある。


着替え終わった頃、

「おはようございます。朝食の準備ができましたので、行きましょう。

「えぇ、可笑しくないかしら。」

「凄くお似合いですよ。」

「ありがとう。」

私はローファーを履いてばぁやに着いて行った。