「隼人はどう思う?」

「目を付けられると、色んなところに影響が。」

「そうよね。」

少し興味があることは内緒にしておこうと思った。


湯船に入ると、昨日今日のことを考えた。


「過去は思い出さないほうがいいわよね。」

何て独り言が漏れてた事を知らなかった。


風呂から上がると、ルームウェアに着替えた。

「では、おやすみなさい。」

隼人は私に布団を掛けると、照明を消した。

隼人は明日の準備をするんだろう。

すっくりと離れていく意識の中、

〔無理させたくない。〕と言う思いが出てきた。


もう、意識が飛ぶ頃


おやすみ。


と呟いた。