忙しくて悲しくてドキドキな恋



「皆様まもなくお開きの時間になります。」


社長さんが言った。

6人で集まって、他愛もない話をした。


「では、お開きになります。本日はネオンホテル最上階バルコニーレストランをご利用いただき、誠にありがとうございました。」

各自解散となり、私は今日の謎を解決しようと思い、すぐに帰った。


自室に着くとすぐにパソコンを開いた。

検索ワードに[星栄 流夜]と入れた。


それからハッキングすると、

「本当に“仲間”だ。」

私はパソコンを閉じた。

「流夜さまの事ですか?」

「えぇ。」

「やはり…」

「そうね。今度会うときは厄介かもしれないわ。」

「左様でございますか。風呂が入りました、明日に備えてどうぞ。」

隼人が部屋の個室に案内した。