忙しくて悲しくてドキドキな恋



手を上げたのは、親子のようなマスコミだった。

「すみません。わざわざお越し頂いて。」

お父さんのようなマスコミが言った。

「いえいえ、気になさらないでください。」

「私は岡野と申します。こっちは息子です。」

本当に親子だったことに少し笑えた事は内緒にしとこう。

「執事をしております。綾瀬です。」

お互い紹介が済んだところで本題に入った。

「今回の高校の選び方をもう1度確認したかったもので。」

「はい、高校は令嬢として行きたくないと萌乃様が申し付けましたので、偏差値もさほど高くない高校を選びました。それと、急な仕事続きの場合がありますので、留学に響かない所を選びました。」

「すみません確認をほかに幾つかさせて頂きます。」


そして、1時間ぐらい続いた。

俺は機械のように答える事が主だった。