遊びすぎて疲れてるけど、これから高校や本格的にデビューした。

だからこの子たちと遊べる時間が無くなるだろうから。

「みんな~これからもっと来れなくて、知らない人が来るだろうけどゴメンネ。」

猫たちは理解しているのか、

「ニャー。」

と鳴いて擦り寄ってきた。


「さぁてっと…」

もうちょっと遊ぼっか。と言おうとしたんだけど、その言葉は隼人によってよぎられた。

「萌乃様。やっぱりずっとこちらにいらっしゃったんですね。」

「えぇーもう時間?」

「はい。今日は美奈架と陽菜莉がお見えになります。」

「そっか…ならしょうがないよね。」

私は猫たちに手を振って、自室に戻った。