親は少し落ち着いたのかお礼を言いながら女の子を連れて行った。 「今日は溺れる日なのかる」 「え?」 「萌乃も女の子も溺れるし…心臓に悪いぞ」 茶髪の髪をガシガシと掻いた。 そして私の浮き輪をプールサイドまで連れて行くと、 「休憩な。」 無表情に普段近いぐらいなのに ここに来て殆ど笑っている淳二。 来て良かったかも…しれないわね。