「うわぁ。美奈架の耳が垂れてる。」 「樹。何か怖い言い方しないでよね。」 「美佳茶がオールバックって凄い珍しいですぅ。」 「僕だって新鮮な気分だよ。」 皆落ち着かない様子で開始を待った。 〔おはようございます。今から舞楽祭を開催します。〕 「イェーイ。」 他の生徒は裏方か、店周りに行った。 私たちはだんだん大きくなってくるお客さんの声に待ち構えていた。