忙しくて悲しくてドキドキな恋



「ねぇ、もしこの子が男の子だったら。“隼人”って付けても良いかしら。」

「意味は? 鳥の隼のように、強くかっこよく、賢く生きてほしいし、自分だけ良い思いをするのではなく、当然、一人で生きていくことはできないから、助け合いながら育ってほしいと思ったの。」

「流石ハナだな。じゃあ…女の子だったら、“奏”はどうだ?色々な音色を奏でて周りの色んな場面に対応できる。」

「いいじゃない。」

彼女は「楽しみね。」とうきうきした様子だった。


「私は自分の子に手を上げたくないわ。追い出したりは絶対しないわよ。」

ハナはみんな金髪なのにハナだけ銀髪なのを気味悪がられて虐待されていた。そして、施設に送られた。

「もし、湖慈が死後の世界に行くってなったらちゃんと受け止めるわ。」

そう言うと。ハナはクスクス笑い出して、


「湖慈は優しいから誰か庇って来そうだなだと思って。」