忙しくて悲しくてドキドキな恋



私たちは帰ろうとした。


「お前ら歩きだろ?なら遠いから近くまで送っていく。」


「ありがとう。」

「じゃあ、皆さんごきげんよう。」

淳二は先に行こうとしていた。

「おやすみ。明日ね~。」
「ゆっくり寝なよ。」
「…ケーキ。」
「明日から授業だぞ。」

隆からケーキを受け取り、淳二の後に続いた。


車に乗り、陽菜莉、美奈架、私の順に送られた。

「送ってくれてありがとう。」

「あぁ。気にするな。」

運転手さんにもお礼を言い、家門を潜った。