着いた先は…
「ココはお城ですよね?」
こんな大きくて綺麗なところが暴走族のたまり場なんて、どれだけお金持ちなんでしょう。
「あぁ、ココだ。初代の方々が立てて下さった。」
「その幹部は、淳の親父なんだよ。」
敷地をゆっくり見られるように近く遅く運転してくれた。
「淳二の父さん?」
「と、総長、副総長がお金持ちで総長は今も社会でバリバリ現役時代みたいなんだと。」
「お名前は?」
「しらねぇ。いつか分かるさってしか言ってくれねぇんだよ。」
「先代会って半年に1回あるんだけどそれにも総長と副総長は来ない。」
「じゃあ、流夜も会ったことないんですかぁ?」
「はい。」
私の家にきたら吃驚するかしら。
弦汰はもうしないだろうけど。