因みにステージの上では、紅光がバンドで私たちがダンスをするらしい。
なので練習しなければならなくなったってことで…
「仕事が手に付かないかもしれないわね。」
「それなら安心しろ。健の授業は数学だ、俺らは全部どうせ満点なんだから受けなくていいとよ。」
「そう。じゃあお言葉に甘えましょうか。」
「「「「「賛成(だ、ですぅ。」」」」」
本当に突っかかることなくスムーズに進んでしまった為、わずか1時間で話し合いもどきは終わった。
教科書を配られ、解散となった・
私たちは強引にバイクに乗せられたが1人乗れないことに気付き、車を呼んだ。
陽菜莉と美佳茶が車に乗り紅光の溜り場へ行った。
バイクに乗るのは正直初めてで、最初は怖くてドキドキしていたけど風が気持よく、淳二が安全運転をしていることが分かった。