忙しくて悲しくてドキドキな恋



「お前ら執事は喧嘩できるのか?」

弦汰が聞くと、

「「あぁ。」」

「まぁ、多少は。」

弦汰はにっこり笑い

「なら、鍛えるよ。」

「「「は?」」」

3人とも口をポッカリ開けアホ面していた。

「どういうことだよ。」

「そのまんま。もっと強くなれたら主を守れるわけだし。」

3人は考えていた。

強くなって守りたいが、マスコミにでもバレて報道されたら財閥にも主にも傷が付くから。

でも、私たち主である3人は決まっていた。この暴走族たちはもう知っている、この6人にはそれぞれの上下関係があると。

「隼人、自分がしたいことをしなさい。ココは家じゃないし、仕事でもない。
母さんや父さんには言っておくし多分父さんなら〈守ることや仕事がきちんと出来るのなら自由にしなさい〉ってね。」

「萌乃…」

「そうですぅ。自由にしなくちゃ精神的にも害ですぅ。」

「陽菜莉…いいのか?」

「はぃ。」

「美奈架…」

「晶も好きなようにしなくちゃダメよ。折角こうして幼馴染でいるのに。」