忙しくて悲しくてドキドキな恋



髪はオレンジに黄メッシュで、かわいい顔立ちをしている男の子だった。

「大丈夫です。それより顔…」

「あ、ゴメンネ。僕は東堂 樹~トウドウ イツキ~って言うんだ樹って呼んでね。君は?」

「初めまして、七瀬 萌乃です。萌乃でいいですよ。」

樹は元気良く

「淳~萌乃に聞けば理事長室分かるんじゃない?」

「樹黙ってろ。お前があちこち行くから迷子になるんだろうが。」

「弦汰は黙っててよ!」

あら、口喧嘩が始まった。

「なぁ、萌乃行くか?」

「迷子になってるみたいだから教えて上げましょうよ。」

隼人は、フッと笑うと

「じゃあ急いで連れて行くか。」

「えぇ。」