アタシが夫の剣崎礼介[ケンザキレイスケ]と、別れる決意を固めていた頃、園樫艶子[ソノガシツヤコ]と、言う初老のベテラン女優に出会った事がキッカケである秘密を知りました。彼女はアタシの夫の剣崎礼介[ケンザキレイスケ]の生みの母親で『大河[タイガ]は剣崎礼介[ケンザキレイスケ]と、言う偽名を使ってるのね。大河[タイガ]は不倫相手だった俳優の大季候[ダイキコウ本名菜近大季<ナチカダイキ>]との息子なのよ。小学校に入学する1年前から大河[タイガ]が吸いたい銘柄のタバコを買い与えた上でテレビ局に行って一緒に仕事してて地方の学校には行かなかいはずだったのよ。あるドラマの撮影でオバの嫁ぎ先へ行った時に意地悪で有名な元・演出家の中椿完[ナカツバキカン]の策略で大河[タイガ]だけ置き去りにされてたまたまオバの岬乃[ミサキノ]リンの友達の百合軒[ユリノキ]チヤサンに拾われて小学校~高校卒業までオバの岬乃[ミサキノ]リンの家にいたの。大河[タイガ]は中学校に入ってから原チャリに乗り始めて違法薬物に溺れて行って暴走族に入ったのよ。暴走族の仲間に注射針で違法薬物を打って貰ってから知り合いの女の子との間に赤チャンを作ったって聞いて悲しくなったわ。』と、涙ながらに語ると、アタシは『礼介に違法薬物を打っていたのは藤花医科大学の夏積位十夫[ナツヅミイソオ]元・教授だったんです。息子の夏積位十貴[ナツヅミイソキ]をアタシと、結婚させる為に礼介に対して違法薬物を打っていたんです。その事実を掴んだアタシは産婦人科の学会で知り合った藤花医科大学の静季薫子[シズキカオルコ]教授に会いに行って全てを暴露して藤花医科大学の夏積位十夫[ナツヅミイソオ]元・教授を解雇に追い込んだんです。礼介が薬物中毒の治療プログラムに入った頃、小さな22人の命を出産して結婚しました。礼介は薬物中毒の治療プログラム中に父親で俳優の大季候[ダイキコウ本名菜近大季<ナチカダイキ>]と、再会して菜近姓に改姓したんですけど、勤務先では夏積位十夫[ナツヅミイソオ]の復讐を恐れて剣崎姓を使っているんです。』と、語りました。