人気女優がタイムスリップ!? ~芸能界⇒島原⇒新選組~

「すみません、すみません。
この言葉は……私が作ったことにしておいてください。」


もう一度言わせてください。
一応、反省はしています。


謝るとき、2回とも棒読みだったのは気にしないでください。


今の私にま、そんなことより←
私が未来からやって来たことがばれるほうが、めんどくさいのです。


「…………意味は。」


「そこを聞きますか。

私的には、聞かないで頂けると嬉しいんですけど……」


「もういい。
こんな話、繰り返してても時間の無駄だ。
明日の朝は早い、部屋に戻るぞ。」


「……………!!はい!!」


あぁ、土方さんがあきらめてくれたことと、大人なことに感謝。


そう思った私は、土方さんの後について行って、あと数時間したら昇るであろう朝日に、『君は誰にでも平等だ…』と、中二病くさいことを思っていた。


中二病手アレだよね。
高校生の中二病って響きがおかしいよね。


「おい、何をしている。
早くいくぞ。」


「待ってください!!」


一気に緊張が抜けた私は、銀色の髪をなびかせながら、土方さんの部屋にお邪魔するため、逞しいその背中を追いかけていった。



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《同時刻 一条の部屋付近》


翔 said


分かっているんだ。


分かっているんだ、いまさら彰に優しくしたところで、俺の罪が消えてなくならないことくらい。


分かっているんだ、。一条が俺をよく思っていないことくらい。