私は、男たちに築かれないように後ろを向いて
制服を第3ボタンまで開け、男たちを誘惑するために甘い声を出した。


「すみませぇ~ん、私ここに来たばっかりなのでいろいろと教えていただける?」


そう言って、腕を交差させて胸を強調させながら言った。


「あぁいいぜ、教えてやるよ色々と。」


男たちはそう言って、私の腕をひきながら
現代で言うラブホテルと見れる宿へと入っていった。






あれから1時間ほどたって、私は本題に入った。


「ところで、島原とはどういうと所なんですか?」


私は、全裸に布団をくるんだ格好で男たちに聞いてみた。
すると、同じく全裸で布団の上にいる男のうちの一人が言った。

 
「なんだ、お前そんなことも知らないであんなところで倒れてたのか。」


そう聞かれ、私は苦笑いをしながら答えた。


「ちょっとした事情があって、遠いところから京までやって来ました。
右も左もわからず困っていたところへ、あなた方が声をかけてくれて…
本当にありがとうございました。」


そう言って、男に頭を深々と下げた。


「いや、いいって。俺たちもすることはさせてもらったしな。
ってことは、お前さん行くところがないのか?」


「えぇ、まぁ…」


「そんなら、この島原で働くといい。こう見えても俺はここじゃぁ名の知れた遊び人でさ、
つてを使ってお前を働かせてくれるよう頼んでみるから。それにお前さんこういうことは慣れてるんだろ?ならここでもやって行けるさ。」


「もしかして、島原ってこういうこと専門の店なんですか?」


「いや、ちょっと違うな…
まぁ、詳しくは店の人から聞きな。」


「本当によくしていただいて…
ありがとうございます。」


「まぁ、いいってことよ今日はもう寝な。明日連れてってやるからよ。」


「はい、ではおやすみなさい。」

布団につくと、私は小さくガッツポーズをした。