支度が終わって鏡の前に立つと、さっき
とまったくちがう私が立っていた。
髪の毛の色は、金に紫のメッシュから真
っ黒に。顔には自分で書いたそばかす。
(※麗羅は、髪の毛染めてます)
ガチャッ
蓮「ん?だれだよてめぇ…」
奏「え?どっからはいってきたんだよ」
実の兄が気づかないからぜったいばれないな。…でもこいつら、シスコンのくせにぃ…最低ー
斗「兄貴たちが気づかないなら余裕だね。」
蓮.奏「「は?」」
斗「うまく変装したね麗羅」
兄「「(やっべ…麗羅かよ…)」」
本当に気づかなかったんだぁ。ある意味私天才?w
麗「お兄ちゃん、シスコンなのに気づけないんだぁ。へー、ふ〜ん、ほ〜ん。まぁ、私優しいし?どっかの誰かさんと違って短気でもないし?怒らないよ?まぁ、強いて言うなら気づいてもらえなくて寂しかったけどね?」
母「あらぁ、麗羅ちゃん。どっかの誰かさんって私のことかしら?(ニコッ」
ひょぇーー、余計なこと言っちゃった
麗「あは、あはははは、ち、遅刻しちゃうからさ、ね?学校行ってくる!麗斗はやく行くよ!!」
斗「え、あ、うん」
蓮.奏「「いや俺らも同じ学校!!待って!」」
母「いってらっ…「忘れ物ー!!」しゃーぃ…」
あっぶねー、完璧忘れてたよ。地味子といえば本!って遅刻するーっ!
ってか、なんなら執事に車で送ってもらえばよかった!