で、こんな広くて無駄にでかい家のちょ
ー長い廊下と階段を10秒で来いって…
無理だしっ!
ダダダダダッ
ガチャッ
バタン
ドンッ
ガチャ
麗「あーれ、お父さんいたのー?なんか手が滑ってドア閉めちゃったよー」
父「わざとだろ!」
麗「あぁ?((殺気」
父「(ビクッ)」
いや、組長が娘の殺気でビビってどーすんの
母「あら、拓人は学習がたりないのよ。ぁ、麗羅、また目覚まし時計壊したでしょ?」
げっ…
麗「なんでわかったの⁉︎」
母「あなた、さっき叫んでたじゃない。」
ぁ、そーだった。壊さないって決めてたんだけどなぁ…
蓮.奏「れいらーっなにがあった⁉︎大丈夫かぁ⁉︎」
(※麗斗は斗とします。それと、蓮、奏、麗斗の3人のセリフ=3とします!わかりにくくてすみません!)
麗「えっ?大丈夫だけど…」
蓮「ならよかった。」
奏「さけんでたからなにがあったのかと思った。」
ぁ、さっきの叫びね。だとしても…。
麗「2人とも反応遅くない?」
さけんでから結構たってるよ?
まぁ、いいけど。
斗「ふぁ〜ぁおはよ。兄貴たちうるさいよ。麗羅がどーせまた目覚まし壊したんでしょ?」
麗「あ、麗斗おはよ。バレたー?」
麗斗さすが。って言ってもまだ4個目だけどなー。よくわかったなー。
あ、そいやー今日から高校じゃん
父「あっ!麗羅、学校行くとき、もちろんバイクはなしだぞ☆」
麗「えー⁉︎マジカヨ…」
バイクなしなら遅刻しちゃう。歩くと40分近くかかるし…
母「あたりまえじゃない。うちが財閥ってバレて小、中学校で大変な思いしたって言ったのあなたじゃない。それに、さすがに族のことはトップシークレットなんだからバレたら大変でしょ!不良校なんだし念には念を!だから、はいっ」
はいっ。と母から渡されたものは、ウィッグ、黒縁メガネに変装用メイク道具。
こ、これを毎日やれと⁉︎
母「はやくしたくしてきなさい。」
お母さんに言われて渋々また自分の部屋に戻って支度。
私は、裏の世界(暴走族など)では、暴走
族以外にあと3つの顔がある。また後で
詳しく話すけど。
その合計4つの顔で活動しているけど、
どれもトップシークレットで、性別さえ
も知られてない。それに、その4人はま
ったくの別人と言われている。それで『
裏の世界の四天王』と世界には言われて
いる。
すべて麗羅のことだと知っているのは家
族だけである。