学食で話を聞いた直ぐ後に、高木が舞衣に告白したのか?

2人で居るのを目にすることも多くなった…

(そろそろ行って見るかな?)

お昼を過ぎて人気も引いた学食で舞衣と高木が楽しそうに会話している。

「俺もここに座ってもいいかぁー?」

「…ここじゃなくても…何処にでも座れるじゃない!」

案の定、舞衣は嫌そうな顔をしている。

「『いちご』…のショートケーキ奢ってやるからさ…」

『いちご』と言った途端に舞衣の顔色が変わった…

「学食には『いちご』…のパフェはなかったけ?」

(うわぁー!舞衣…相当ご立腹ですか?)

「高木…今日の『パンツ』カッコイイな!…どこのブラン…」

言い終わる前に『ガッタン』と大きな音が鳴って舞衣が勢いよく立ち上がった。

そして学食中に響く声でこう言い放った…