守谷のこと諦めたりしないよ。 だって、あんなこと言われても諦められる気配はないんだ。 「1時限目はサボっちゃおうか」 「そうだね」 保健室の先生もちょうどいないし。 それから莉莎子とたわいもない話をして過ごした。 今ごろ守谷、授業受けてるのかな。 そんな疑問を胸の片隅において。