それから何回も4人で会ったりした。でも二人だけでは会ってくれなかった。 こうして一年が過ぎ、もう中学2年生は、終わりかけに近づいていた。 「もう奏太先輩、卒業しちゃうね。告白しなくていいの?」 「……うん………」 「ほんとにいいの?もう会えなくなっちゃうんだよ。」 「だって…絶対振られるもん…」 「そんなの分からないよ。最後のチャンスじゃん。」 「う~ん…考えてみる…」