ダムッ、ダムッ 相変わらず体育館にはボールの音とバッシュのスティール音が鳴り響く。 あれからというもの、カオルくんも、ハルキ先輩も何事もなかったように接してくれている。 後は…コウが来てくれれば全て昔みたいに… 私は、私たちは、待ってるんだよ…? そう思っていた矢先だった。 コウが姿を見せたのは…