次の瞬間、私の視界は真っ暗になった。 いや、違う。 部長の学ランの布地。 私は部長に抱きしめられていた。 「学校中の女子、だれだかわからないです」 「女子?」 実はそこは原因にある。 「私がバスケ部のマネージャーだからです」 「…どういうことだ?」