―――コン、ピコン


機械音が聞こえる。


重い瞼をそっと開ける。



白い壁が広がって独特な臭いが鼻をつく



病院だろうか…。



目を向けると腕には悲しく管が通っていて。



口は何かで覆われている。



俺は全てを理解した。



最期だと…。