まずは第一選手 二年の先輩がラケットを握り締めた。 試合開始のホイッスルと同時に ボールの打ち合う音が鳴り響いた。 所々から選手を応援する声。 歓喜の声 落胆の声が聞こえてくる。 「ファイトー!!」 とにかく、俺も精一杯叫んだ。