それから一週間後



「ゲホッ…」



またか…



血は未だに止まらない



俺は練習にも集中出来なかった



「来週末、関東の試合があるんだが…」



そこで、ちらっと俺を見た



「市瀬を出したいと思う」



「っ!

は、はい!」



俺は不安と嬉しさでぐらぐらだった