「ククク、若は変わりましたね。」 慎さんは笑った。 なんだかんだしながら、 移動していたら、ついに 着いてしまった。菊の間。 統夜が俺だ。と言うと、 統夜より少し低い声が聞こえた。 たぶん統夜のお父さんだろう。 いいぞ。と言う返信を合図に 統夜は部屋をあけた。 部屋に入ると、統夜の横に座った。