俺が教室につくと、 羅魅が自分の肩を抱いて震えていた。 喝采の奴らが何かしたのは一目瞭然だ 俺はこみ上げる怒りを抑えながら まず羅魅に近付き抱きしめてやると 俺だと認識したのか、震える手で、 俺の服を掴んだ、こんな時でさえ可愛くおもう。 喝采を一睨みしてから、教室をでて 車に乗り込み自宅にむかった。 羅魅は安心したのか寝ていた。