千香「ごめんなさい~!許してぇ!(泣)」

私は、ペコペコ頭を下げた。

春「ん~。じゃあ、千香からチューしてくれたら許してあげる。」

え!

そんなの恥ずかしくて無理だよぉ。

千香「ふぇ!無理だよ!」

私は、泣きそうになった。

春「ダメだよ~!じゃなきゃ許してあげない。」

プイッと顔を横にした春君。

千香「ふぇ…。春君…。」

私は、春君を呼んで許してもらう。

春「ダメ」

だけど、厳しい声をして許してくれない。

ふぇ…。春君の意地悪!こうなったらしてやる!

私は、決心して春君に話しかけた。

千香「ん。解ったから、目、閉じて?」

春「ん~。いいよ。」

意外とすんなり目を閉じてくれた。