「何が?」

「ま、それがさくら何だけどね。
あ、料理来たから早く食べよう」

「…うん」

「今日はお祝い」

「お祝い?」

「あ、こっちの話しだから気にしないで。
今日は私のおごりだから、どんどん食べてね」

と真希。

真希の言葉が気になったけど…

真希が嬉しそうだからいいや。

「いただきます」

手を合わせて料理を口に運ぶ。

そんな私を真希は、ニコニコしながら見つめていた。