そして、今先生の目の前に座っている。 変に緊張してしまう。 先生は、紙に書いてあるグラフを暫く見てあたしを見ると、ゆっくりと口を開いた。 「中山さんは、突発性難聴ですね」 「.........え?」 先生の言葉を聞いた瞬間、ドクンと心臓が音を立てた。 突発性難聴...? なに、それ。 「これ、見て下さい」 そう言って、耳の構造図が描かれた紙をあたしに見せる先生。 未だに、ドクンドクンと心臓が音を立てる。