「あれ? おっかしいな。もう一回してみて?」 「やだ」 不思議そうに首を傾げる陽架里に、首を左右に振る。 絶対嫌だし。 もし、もう一回したとしても、冷たい目で見られることに変わりはない。 そんなの絶っ対嫌。 「えー...まぁいいや」 そう言って、頬を膨らました陽架里だったけど、結局はどうでもいいようだ。 まぁ、あたし的にはその方がいいけど。 「あ、そう。私、これにする」 そう言って、あたしの持っている片方のピアスを取る陽架里。