「......」 うそつき。 気にしてないだなんて、嘘に決まってる。 絶対気にしてるもん。 でも、嘘ついて、あたしが気にしないようにしてるんだよね? あたしは、隣に座っている榊のシャツを掴む。 当然、あたしの方に顔を向けるわけで。 「......どした?」 なんて、不思議そうに聞いてくる。 掴んだシャツをグッと引っ張ると、あたしは榊の顔に自分の顔を近づけた。 さすがに口には出来なかったけど、ほっぺにキスをした。 「......秋人......好きだよ」 薫side*END