「お、おい、海‼︎ 何してんだよ‼︎ 座れ‼︎」 海の行動に焦りながらも、立ち上がってガシッと海の腕を掴むと、その場に座らせる。 海が立ったおかげで、変に注目を浴びてしまった。 最悪じゃねぇかよ。 「うん。お前、気になるヤツいるんだ」 「......」 海の言葉に黙り込む。 「無言ってことは......」 「いねぇよ」 「嘘つけ」 俺の言葉をすぐさま否定した海。 「いたとしても言わねぇよ」 そう言った俺に、少し目を見開いた海。 その後、ぶはっ‼︎ と噴き出した。