これで専願貰えなかったら...... 「......絶対嫌っ! 誰か開けてよ‼︎」 真っ暗の中、走って扉の前まで行くと、ドンドンと手をグーにして扉を叩く。 専願貰えなかったら、行きたい大学に行けなくなってしまう。 それだけは絶対嫌だもんね。 誰でもいいから、気づいてほしい。 そう思いながら暫く叩き続けていると、ふとスカートのポケットが震える。 「え.........?」 思わず、叩いていた手を止めて暫く停止する。