「え? あーあぁ。ま、自習だなんてほぼ自由に近ぇしよ。だからよ、篠倉もお前の目の前いんだろ」 そう言って、陽架里を指差す榊。 そんな榊に納得する。 「あ、それもそうか」 何でいるか分かんなかったんだよね。 「薫...何気酷いよそれ」 なんて、陽架里の声が聞こえたけど、ま、お互い様。 陽架里だって、酷い事を一つや二つあたしに言うんだから。 「つーかお前また何かあったのか?」 「......は?」 榊がふと、あたしを見ながら言った言葉に、口が開く。