「...その事は、誰にも言わないでほしいの」 首をゆっくり左右に振りながら、目を瞑る。 「...何でだよ。一人で溜め込むっていうのかよ?」 「別に......そう言うわけじゃない」 ゆっくり目を開くと、春山君を見つめる。 ただ、あたしは... 「なら、何って言うんだよ」 あたしには、 「...あたしには、あたしなりの考えがあるの。だから、昼休憩の事、なかったことにして」 そう言って春山君から目線を外すと、向きを変えてスタスタ歩き始める。